台湾茶の種類と特徴

台湾茶について


「台湾茶にはウーロン茶が多い」
台湾茶の種類が豊富のうえ、お茶作りの技術も優秀で世界に知られています。特に不発酵の緑茶と全発酵の紅茶の中間にあるウーロン茶が多くて、例えば:はちみつのような香りがある東方美人茶、花を思わせる高山烏龍茶など、発酵の度合いによって風味が全く変わるのが大きな特徴。

「恵まれた環境で育った台湾茶」
台湾には中央山脈が島を南北に貫くため、海抜の高い所は涼しく、寒暖差により霧が出るなどお茶作りに最適の栽培環境に恵まれています。朝晩の寒暖差が激しいから、茶の木の生長が緩く、葉が厚く、お茶の甘みと旨味を引きだす成分『ペクチン』も多くなります。それによってお茶も美味しくなります。

「高山茶って有名?珍しい?」
そのなか、標高1000m以上の山でとれた「高山茶」は、産量が少ないが、味はすっきりで、花のような香りに滑らかな口当たり、余韻までも優れています。台湾茶を味わうときに飲み逃せない逸品。


台湾四大銘茶

まず、一つ一つ味も香りも特徴が強くて、個性が明らかなで、飲んだことなくてもよく知られている「四大銘茶」から紹介します。

東方美人茶

品種:青心大冇 | 産地:台湾 苗栗辺り
発酵度:▲▲▲▲ |  焙煎度:▲
マイルドで甘み豊かな東方美人茶は ▷こちら

東方美人とは、グリーンフライという小さな虫が茶葉を噛むことによって、茶葉にハチミツのような甘みと香りがプラスされた、偶然から生まれたような奇跡のお茶。その茶葉は褐色、白、赤、黄、緑と色彩豊富。お茶の色もルビーのような輝きに満ち、口にも目にも楽しんで頂けます。ホットはもちろん、アイスもおすすめです。

凍頂烏龍茶

品種:青心烏龍 | 產地:台湾 凍頂あたり
發酵程度:▲▲▲ | 烘焙程度:▲▲▲▲▲
心地よい焙煎香のある凍頂烏龍茶は ▷こちら

凍頂烏龍茶というのは台湾中部の南投県鹿谷郷にある凍頂山あたりを産地とする烏龍茶です。主に青心烏龍から作られている。すっきりとした飲み心地、爽やかな後味が特徴。焙煎することも多くてホッとする心地よい焙煎香も味わえます。

木柵鉄観音茶

品種:鉄観音 | 産地:台湾 木柵辺り
発酵度:▲▲▲ | 焙煎度:▲▲▲▲▲
焙煎の香りとフルーティーな木柵鉄観音茶は ▷こちら

個性的な鉄観音、発酵も焙煎も強いため、茶質は濃厚でコクがある、茶葉も長持ちで何煎目までも美味しい。「大人魂」で懐かしい昔の味がする。木柵指南里は台湾で一番知られている鉄観音の産地、その中の「正欉鉄観音」は烏龍茶樹でなく、鉄観音種の茶樹から採られた茶葉を使用する・昔の製法ならではの焙煎香りがインパクトで、果物の完熟したような酸味も特徴。

文山包種茶

品種:青心烏龍 | 産地:台湾 坪林辺り
発酵度:▲ | 焙煎度:▲
蘭のような清々しく香る文山包種茶は ▷こちら

台湾には「南烏龍、北包種」と言われています、台湾茶の伝説銘茶をいうと烏龍茶と包種茶だ。同じ茶樹であっても作り方の違いで全然違う美味しさができる。烏龍茶は後味が楽しむものだが、包種は飲む瞬間の香りで一発勝負するお茶だ。発酵度を低くすることで、緑茶のような口当たりの軽さと茶葉本来の優雅な香りの融合を実現。口に含むと天然の蘭のようなほのかな香りが広がります。


台湾高山茶

「産地」は台湾の茶世界でとても重要な判断指標であります。特に海抜は1000メートル以上の高山は、違い土壌、植物、気候から生まれた「奥山茶香」、繊細で個性的な特徴は台湾で「山頭気」と呼ばれている。—— 香りで産地を判断することは達人たちの楽しみであり、品茶の腕の証でもあります。

阿里山ウーロン茶

品種:青心烏龍 | 産地:台湾 阿里山 | 海抜:1400m~メートル
発酵度:▲▲ | 焙煎度:▲
甘い余韻に酔いしれる阿里山高山茶は ▷こちら

花のような優しい香り、甘い余韻が阿里山高山茶の特徴。自然且つ濃厚な山の息吹を存分に味わうことができます。台湾茶の真骨頂を満喫できる逸品です。

杉林渓ウーロン茶

品種:青心烏龍 | 産地:台湾 杉林渓 | 海抜:1600m~
発酵度:▲▲ | 焙煎度:▲
濃厚な味わいのある杉林渓ウーロン茶は ▷こちら

杉林渓系のお茶の中で一番標高の高い、山の霊気に溢れる「南投・龍鳳峡」の茶葉は、原生林を思わせる幽玄な香りが印象的。森林に囲まれた若い茶畑で採れる茶葉は、その若さ同様、パワーに満ちた味わいで後味もしっかり、まるで森林浴をしているかのような高山茶です。

梨山ウーロン茶

品種:青心烏龍 | 産地:台湾 梨山 | 海抜:1800m~
発酵度:▲▲ | 焙煎度:▲
繊細な甘さ、透明感のある梨山ウーロン茶は ▷こちら

氷の微笑みをたたえる美女のようなキリリとした味わいに加え、口に含んだ瞬間に純白の蘭を思わせる香りが押し寄せ、独特な、冷たくも美しいお茶の風味をお楽しみ頂けます。高山の空気をお茶と一緒にお届けする梨山茶。高山茶ならではの味わいで雑味がほとんどない、爽やかでいてまろやかな後味、何煎までもその風味を堪能できる、感動的な逸品です。

大禹嶺ウーロン茶

品種:青心烏龍 | 産地:台湾 大禹嶺 | 海抜:2300m~
発酵度:▲▲ | 焙煎度:▲
ウッディー系の香り極上の大禹嶺ウーロン茶は ▷こちら

青く突き抜ける山岳の香り、繊細な甘み、なんとも言えない味わい。一番不思議と思うのは、大禹嶺の抜群な円やかさ…ウッディー系の香り、風格と厚甘みのある余韻、飲むときはまるで香水を楽しんでいる。長く浸しても美味しい!


台湾紅茶

台湾で生産されているお茶ほどんと烏龍茶ですが、台湾の紅茶「蜜香紅茶」、高級品種として評価が高い「紅玉紅茶」が生み出されました。台湾紅茶はこれからも注目すべきところです。

紅玉紅茶

品種:台茶18番 (紅玉) | 産地:台湾 坪林辺り
発酵度:▲▲▲▲▲ | 焙煎度:▲
シナモンとキャラメルのようなコクのある紅玉紅茶は ▷こちら

「紅玉(台茶18号)」は、1930年代に日本人が持ち帰ったアッサムティーの茶木と台湾茶をかけ合わせ、品種改良が繰り返され、1999年に認定された、台湾にしかない品種。その最大の特徴は、抜けるようなミントの香り、シナモン風のやすらぎの味、かすかに残るキャラメルのような余韻、そして茶の湯の、燃えるような見事な紅色。世界的にも有名な台湾紅茶「紅玉」、日本との歴史的かつ見事なコラボレーションをご堪能ください。

蜜香紅茶

品種:大葉烏龍
産地:台湾 花蓮辺り
発酵度:▲▲▲▲▲ | 焙煎度:▲▲
トロピカルフルーツの香り豊かな蜜香紅茶は ▷こちら

大葉烏龍種を全発酵させることによって、トラピックフルーツのような香りが生まれ、その元気いっぱい、変化豊かな香りは、まさに製茶工程の全ては完璧の証だ。花蓮麓ならではの生命力を、しっかりした味に凝縮し、蜜か果実かとにかく芳醇な香りは、何煎目ニしても何とも言えない良い味わいだ。


台湾綠茶

同じ不発酵茶ですが、台湾緑茶と日本緑茶は、どこが違うかというと、お茶の仕上げ方。日本茶の蒸し仕上げと比べると、台湾茶の炒め仕上げは香り更に強調します。知っているような知らない味、緑茶に親しんでいる日本人好みの味でもあります。

碧螺春

品種:青心柑仔
産地:台湾 三峡辺り
発酵:▲ | 焙煎:▲
透き通る爽快な台湾綠茶碧螺春は ▷こちら

「豆のような力強い甘みが口の中で広げた」。知っているような知らない味、日本緑茶ではなく、本格の台湾綠茶!若しく清楚な味わいとほんのり豆を思わせる後味、ウーロンのような華やかの香りと違い、雑味のない、透き通る爽快な一品です。


琅茶ウルフティーについて


琅茶は阿里山に立脚、台湾茶の繊細さを世界中に届けたい! お父さんから二十何年の選茶経験を受け続かれ、 琅茶は季節の変わり目の最も良い時期に、優れた職人が上質な茶畑から厳選した 「單品茶 Single Origin」 で作り上げました。 「單品茶」 ひとつひとつが限定品で同じ物は二つとなく、お茶本来の風味をお楽しみいただけます。 お茶を 「シングルオリジナル」 の形で提供するのは、 まさに味で台湾頂上の風景を眺めるでしょう。

本店「Wolf Tea Shop」は台湾台北にあり、厳選したお茶とオリジナル茶器が揃ってます。
二店「Wolf Tea Gallery」は作家とコラボした茶器の展示や茶の試飲を行ってます
Online Shop 全世界発送いたします!

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