【豆香碧緑】三峡
豆のようなほんのり甘い余韻

品種：青心柑仔
産地：三峡成福里
海抜：200メートル
発酵：▲ | 焙煎：▲

「豆のような力強い甘みが口の中で広げた」。一口を啜り、目を閉じて、京都苔寺のじゅうたんのような緑が頭の中で浮かんできたのでしょう。すっきりだけどその豊かな味わいは誰にも負けない。

知っているような知らない味、日本緑茶ではなく本格の台湾緑茶！台湾で緑茶が作られている事を知らない方多くいっらしゃるので、「碧螺春」を飲んだのも少ないのでしょう？産地と言えば三峡、茶葉の華やかさを説明しているような名付けで、代々自慢の台湾緑茶！

初心に戻って、「シンプルは簡単じゃない」ことを心に刻む：殆ど無発酵で、台湾でも希少になってきた緑茶ー碧螺春。二年前から何回も産地に訪ね、やっと抜群のお茶を見つけた。まるで人間国宝のおじいちゃんの製茶初心はその抜群な滋味から味わえ、ぜひ皆様にお届けしたい。少量自然栽培を２０年間続け、光沢のある墨緑に包まれた貴重な白毫、若しく清楚な味わいとほんのり豆を思わせる後味、ウーロンのような華やかの香りと違い、今年の「豆香碧緑」は雑味のない、透き通る爽快な一品だ。

【豆香碧緑・飲み方】

ホットティー：低めの温度（７５〜８０度）はおすすめ。浸出時間を短めで、より「豆の香、苔の余韻」を引き出せる。

水出し茶：甘みのあるお茶なので、「常温の白湯」でじっくり浸出したほうはおすすめ。目安時間は約２〜３時間。