〔 琅茶レシピ 〕お茶漬け

今回のレシピで使用した琅茶:果韻鉄観音

今回のレシピは、台湾で人気の和食と洋食弁当屋さん Kitchen island 中島の料理企画《小島計画:一緒に料理を作ろう》で、日本の料理研究家の佐藤敦子さんとのコラボレシピです。

日本では代表的な料理という「お茶漬け」は、定番の締め料理としても朝食としても人気ですが、台湾茶を使って作られたものはなかなかないですよね。

深みのある香ばしさが特徴的な【果韻鉄観音】を使ったお茶漬けは、暑い夏にさらっと食べられながら、寒い冬には癒しの香ばしさで体を温めます。作り方は簡単で、どんな季節でも楽しめる一品を、ぜひお試しください。

「果韻鉄観音」の味わい

深く焙煎した香ばしさ、フルーティーな余韻に微かな酸味

何度も焙煎を重ねて、味の力強さが濃厚でコクのある鉄観音は、台湾茶といえば、まず押さえておきたい銘柄です。
ローストナッツのような心落ち着く香ばしさで、何煎も楽しめる優しい味わいと余韻に微かなフルーティーな酸味が魅力で、さらにカフェインレスなので、夜のリラックスタイムにもおすすめです。

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果韻鉄観音の鮭茶漬け

■ 材料

果韻鉄観音 ⋯⋯ 3g
水 ⋯⋯ 300ml
鰹節 ⋯⋯ 3g
砂糖 ⋯⋯ 適量
塩 ⋯⋯ 適量

塩鮭 ⋯⋯ 1 切
ご飯 ⋯⋯ お茶碗 1 杯分
薬味(海苔、三つ葉や紫蘇、わさび) ⋯⋯ お好みで

■ 所要時間

約 10 分

■ 手順
① 両面に焼き色がつくまで、フライパンで塩鮭を焼きます。

② 鍋に水を入れて、沸騰直前に鰹節、沸騰したらお茶、塩と砂糖を入れます。

③ だしを沸騰させてから火を止め、鰹節とお茶をこします。

④ ご飯に塩鮭とお好みの薬味を乗せ、だしをかけます。

⑤ 完成です!
お茶の香ばしさは米の香りと鮭の旨味を優しくまとめ、さらっと食べられる一品です:)

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◎Kitchen island 中島 台灣/台北  MAP
看板メニューは「スパイスドライカレー」と「四色ご飯」など、台湾で大人気の和食と洋食弁当屋です。料理を作るのを愛する店主のKieさんは、不定期にレシピ動画を公開し、うちで料理で遊ぼう!と伝えます。そして長年琅茶を応援し、お茶の風味も深く知っています。

◎佐藤敦子
日本の料理研究家であり、料理本の執筆をしながら、東京にある自宅で料理教室を開き、レストランや食品会社のメニュー開発、コンサルタント業務にも従事しています。台湾が好き、そして食べるのが大好きな主婦です。



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