台湾茶のテイスティング方法

香りと味の微妙な違いを味わう

シングルオリジンのお茶を飲む醍醐味、それは五感を使って、異なる季節、土地で生まれた微妙な香りや甘みの違いを堪能することです。
わずかな味の違いを感じ取る時に、感覚を研ぎ澄ますだけではなく、適切な道具や標準的な入れ方を知ることも、より深いテイスティング体験を得るために必要なことです。
ぜひ以下の内容に沿って台湾茶のテイスティングの旅をして、鋭くなる感覚で豊かで繊細な楽しみを味わってください。

おすすめの道具


お茶のテイスティングに使う道具というと、素材的には、熱さを保ちながら、お茶を蒸しすぎない「陶器」や、素地が緻密でツルツルしていて、匂い移りしにくい「磁器」が最適です。
さらに道具の組み合わせは、茶葉を観察しやすい「蓋碗」、お茶の水色が綺麗に見える「白磁の碗」、裏にお茶をつけて香りを嗅ぐ「磁器のスプーン」、そして「薄口の磁器の茶杯」がおすすめです。

テイスティング方法の手順

1.茶葉を観察する


お茶を入れる前に、茶葉の色とサイズ、さらに締りとカールの度合いをよく観察します。

2.テイスティングに使う標準的な入れ方


3gのお茶に150mlのお湯で、
丸い形の茶葉なら6分で抽出し、細長い形の茶葉なら5分で抽出します。

3.お茶の水色を観察する


お茶の色だけではなく、お茶の水色の濃さや透明度の高さを比較します。

4.香りを味わう


蓋碗の蓋や磁器のスプーンでお茶をつけて香りを嗅いで、微妙な違いを見極めます。

5.お茶を飲んで風味を述べる


空気も吸い込むようにお茶を飲み、それぞれの口当たりや余韻を述べます。口の中で立ち上る香り、舌の上を流れるお茶の舌触り、回甘(喉から戻ってくる甘い余韻)の強さや速さ、そして息を吸ったり吐いたりしながら、口、鼻、喉を満たす香りを感じます。
また、蘭の花の香り、鉱物の味わい…など様々な物事に例えて、感じた味や香りを具体的に表現することもなかなか興味深いと思います。

6.水で感覚をリセットする

テイスティングの中で、味覚を鋭く保つために、水を適当に飲むことを忘れないようにしてください。

お茶を何煎も入れて楽しんで、煎ごとに変化するお茶の味わいを飲み比べて、シングルオリジンのお茶の豊かさを徹底的に味わってください。
テイスティングを通して、産地、品種、季節、発酵や焙煎度合いに隠されている、台湾の土地やお茶づくりの秘密に気づくかもしれません。目の前のお茶を理解し、自分の好みを知り、お茶の繊細な美しさを堪能しましょう。

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琅茶ウルフティーについて


琅茶は阿里山に立脚、台湾茶の繊細さを世界中に届けたい! お父さんから二十何年の選茶経験を受け続かれ、 琅茶は季節の変わり目の最も良い時期に、優れた職人が上質な茶畑から厳選した 「單品茶 Single Origin」 で作り上げました。 「單品茶」 ひとつひとつが限定品で同じ物は二つとなく、お茶本来の風味をお楽しみいただけます。 お茶を 「シングルオリジナル」 の形で提供するのは、 まさに味で台湾頂上の風景を眺めるでしょう。

本店「Wolf Tea Shop」は台湾台北にあり、厳選したお茶とオリジナル茶器が揃ってます。
二店「Wolf Tea Gallery」は作家とコラボした茶器の展示や茶の試飲を行ってます
日本語公式通販」では、旬のお茶から、お茶ギフト、茶器まで、台湾より直送いたします。

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